昨日深夜、何気にTVをつけたら
お笑い番組に出ているビートたけしを観た。
オイラは『北野ファンクラブ』とか好きだったので、
しばらく眺めることに。

調べてみたら番組は『北野タレント名鑑』
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/kitatale/
というのだったのだけど、
なかなかオイラ好みの笑いでだらだらと観てしまう。

で、この番組で超久々に嘉門達夫を観た。
嘉門達夫と言えば「替え歌」なのだけど、
ここでも自己紹介で早速「替え歌」を披露していた。

内容は、
“白い色は恋人の色”
http://www.music-eclub.com/pasokara/search/info.php?id=9583
のメロディで、

 ♪温泉〜の白い色は〜 入浴剤の色〜♪

オイラ爆笑!

番組内でビートたけしが
「もう“温泉”って言った瞬間に笑っちゃったよ!」と。
そう、オイラもそうなんだ。

で、ちょっと考えてみた。
「替え歌」だから当然原曲があるわけで。
「替え歌」の内容と原曲の絡みがあって、
それが“お笑い”につながる、それが「替え歌」というものだと。

 ・「替え歌」の詩の内容がタイムリーであるか
 ・原曲とマッチしているか
 ・面白いか

今回の場合だと、
内容がタイムリーであるし、
詩の内容が原詩と重なっており、
かつ悲しげな原曲に対して「そんなこと笑顔で歌っていいの?!」
ちゅーぐらいの激しいブラックユーモアというギャップが
面白さにつながっていたと。

「替え歌」って、とても技術とセンスの必要な、
ある意味、選ばれたものしか出来ない“お笑い”なんじゃないだろうか。
昨今の“お笑い”には、こういうのって少ないような気がする。

ま、オイラの感性が古いだけかもしれないけど。

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